はじめに
冬は乾燥が気になる季節ですよね。様々なメーカーから加湿器は販売されていますが、スマート家電としての加湿器はあまり販売されていません。
この記事では、数少ないスマート加湿器を紹介します。
加湿器をスマート化するメリット2点
加湿器をスマート化するとこんなことができる様になります。
・外出先から加湿器を操作
・室内の湿度を遠隔で確認
加湿器は給水という作業があるので、エアコンやテレビの様につけっぱなしにすることはできないですよね。
朝通勤前に給水しておいて帰宅前に勤め先から加湿器をONにすることで、帰宅する頃にはお部屋は快適な湿度にすることが簡単にできます。
加湿器の消し忘れも防げます。
また、インターネット操作可能な加湿器の多くには湿度計もついています。
スマホのアプリなどで室内の湿度を遠隔で確認することで、湿度に応じて最適な加湿を行うことができます。
実は少ないスマート加湿器
スマート家電として遠隔で操作できる加湿器は2020年2月現在では大手国内メーカからはそこまで多くの機種が販売されていない様です。
ここでは、価格帯別に商品紹介します。
価格が3万円以上のハイエンドモデル
製品名 | Rain |
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メーカー | BALMUDA(バルミューダ) |
製品HP | (公式)Rain製品紹介ページ |
特徴 | 洗練されたデザインと、品質重視のBALMUDAが提供するWi-fiでの操作が可能な加湿器。最適な湿度を自動的に設定。 |
参考価格 | 46,000円(税別)※公式HP 2020.3時点 |
スマートなデザインと品質にこだわった機能で家電業界でも存在感を出しているBALMUDAの加湿器です。
本体は壺の様な形状で、上部には有機ELディスプレイを備えています。
給水はタンクではなくこの上部から給水するかなり特徴的な製品です。
その洗練されたデザインや機能は通常販売している製品とは一線を画している高級モデルと言えます。
専用のUniAutoアプリを使ってできること
この製品のコントロールには専用のUniAutoアプリを使って操作を行います。
・電源のON/OFF
・運転状況の確認とモード切り替え
・タイマー機能の遠隔操作
・電気料金の概算の表示
専用アプリなので設定は簡単ですし、動作も安定しています。
UniAutoアプリを利用する際の注意点です。
通常のご家庭の利用環境であればほぼ問題ないはずですが、2.4GHz帯のWi-Fi環境が必要という点だけ注意してください。
- UniAutoアプリ(無償でダウンロード可能)
- UniAuto対応バルミューダ製品
- インターネット環境(機器の設置場所)
- 802.11b 2.4GHzに対応したWi-Fi環境(機器の設置場所)
価格が5000円以下のリーズナブルモデル
製品名 | SwitchBot加湿器 |
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メーカー | SwitchBot |
製品HP | (公式)製品紹介ページ |
特徴 | 小物を中心にスマート家電の製品を多く発売しているSwitchBot社が提供する加湿器。 |
参考価格 | 4,980円(税別)2020.3時点 |
5000円以内でスマート加湿器を導入する選択肢としてはSwitchTot社が販売するSwitchBot加湿器がおすすめです。
価格はRainと比較するとかなり安価ですが、基本的な加湿器としての機能は全て備えており、手軽にスマート加湿器を導入するのであればこの一台を購入してみるのもおすすめです。
その他のSwitchBotシリーズ製品を持っている方であれば、公式のSwitchBotアプリを使って一括で操作することが可能です。
専用のSwitchBotアプリを使ってできること
この製品のコントロールには、専用のSwitchBotアプリを使って操作します。
・電源のON/OFF
・運転状況の確認とモード切り替え
・サードパーティ製品と連動した加湿器の自動制御(湿度が一定を下回ったら自動でONにするなど)
この記事のまとめ
2020年冬の時点では、まだまだスマート加湿器は多くはありませんので選択肢は限られてしまいます。
予算に応じて製品を選ぶか、少し様子を見た方が現時点ではいいのかもしれません。