スマート家電とは、家電がスマホやタブレットに繋がり遠隔で操作できたり、インターネットを経由して様々な操作をすることができる家電のことです。特にインターネットと接続できる家電のことをIoT(Internet of Things)家電とも呼ばれます。
様々なメーカーやジャンルの家電で対応機種が続々発売されており、市場も活発になっています。
2017年から2019年にかけて普及が進んでおり、今後も更に各家庭に当たり前の存在になるものと思います。
この記事では、スマート家電に関するありがちな疑問をQA形式で回答していきたいと思います。
スマート家電とは?メリット・デメリットのまとめ
スマート家電のメリット
スマート家電とは様々な家電が自宅のWi-Fi環境を利用してスマホで接続され、遠隔での電源ON/OFFなどの基本的な操作に加えて、洗濯機の運転状況やエアコンの温度設定など、それぞれの家電を好きなように操作することができる家電のことです。
家電のジャンルは多種多様で、照明や洗濯機、冷蔵庫やエアコン等、各家庭必ずあるような家電がどんどんスマート家電化されてきています。
2020年以降に発売されるモデルはWi-Fi対応やスマートスピーカー対応等、スマート家電として使われるタイプが多くなってくるため、
購入前に必ずその機種が無線LAN対応モデルなのかどうかは確認するようにしましょう。
スマート家電のデメリット
スマート家電のデメリットとしてあげられるのは、初期設定の煩わしさや複数のメーカーのスマート家電を導入する場合、
いくつも専用アプリをインストールしなければいけない点です。
殆どのスマート家電は、各メーカー専用アプリを使ってコントロールしますが、
統一化はされていないため、操作する場合は複数アプリをインストールして使い分けなければいけません。
また、設定する際にはユーザ登録などを行う必要がある場合がほとんどのため、初期設定が煩わしいと感じる人も少なからずいるでしょう。
このデメリットを補うのが、Google HomeやApple Homeなどのスマートホームアプリケーションです。
家中のスマート家電を一つのアプリに集約し、まとめてコントロールすることができます。
スマート家電が動く仕組み
スマート家電を使う上で必要なものは主に3つあります。
- インターネット接続環境
- Wi-Fi環境
- アプリをインストールするスマホやタブレット
スマート家電の多くはWi-Fiモジュールを内蔵しており家庭のWi-Fi環境に接続することが可能です。
Wi-Fi環境からインターネットに接続し、スマホやタブレットなどから各家電に接続することができます。
家電をインターネットに接続して大丈夫?セキュリティは?
スマート家電もパソコンやスマホのようにインターネットとつなぐことで少なからずセキュリティ的なリスクは発生します。
個人情報の流出や、家電の不正なコントロールなど、悪意ある攻撃はゼロとなる可能性はありません。
ただし、家電メーカーはセキュリティ事故が発生しないよう万全を期してデータを安全に保管したり、通信を暗号化するなどの対策をとっていることがほとんどです。
2020年現在で、スマート家電に関するセキュリティ事故は報告されていないため、そこまで神経質にならなくてもOKです。
気になる方は各家電メーカのHPに、情報セキュリティに関する情報がまとめられていたり規約に記載がある場合がほとんどなので、確認しておくと安心です。
より生活の質を向上してくれるスマート家電。これからの進化が楽しみ
スマート家電は、なくては困るものではなく、あったらいいな。より便利に生活が送れるように生活の質を向上してくれる家電です。
まだまだこれから発展する事業分野なので、どのメーカーも注力して開発を進めています。
より私達の暮らしが便利になるこれからの未来が楽しみですね。